vol.5 #5 小川 伸也選手にインタビュー!
滋賀県・長浜市出身で「地元出身選手」として大きな期待を受ける#5 小川 伸也選手。
キャプテン藤原選手を含めチーム内でのポジション争いも激しいが、自ら「発展途上」と語るようにまだまだ伸びしろは大きい。
普段の温厚な表情からは想像できないような闘志を表に出した熱いプレーでブースターを沸かせてくれた。
湖国が生んだ若き司令塔、小川選手に独占インタビュー!
「バスケとの出会い=滋賀」
――小川選手にとって滋賀県とはどんなところですか?
小川伸也選手(以下シンヤ):高校を卒業するまで生まれ育った土地ですし、バスケと出会った土地ですからやはり特別な場所ですね。
――学生時代によく行ったお気に入りのスポットはありますか?
シンヤ:釣りが好きなので、長浜港にはしょっちゅう行ってました。
――これから行ってみたい場所はありますか?
シンヤ:湖西の方にあまり行ったことがないので、一度じっくり行ってみたいんですよ。
びわ湖バレイが冬のスキーシーズンだけでなく、夏の間も自然がすごく綺麗だと聞きました。
「母親には本当に感謝しています」
――バスケ以外に好きなスポーツはありますか?
シンヤ:学生時代に東京ドームに野球を見に行ったことがあるんですよ。
まず東京ドームの壮大さに感動しましたね。
このオフシーズンのうちにまた観戦に行ってみたいです。
――自分の性格を一言で言うと?
シンヤ:気分屋ですね。
O型なんですけど、急にテンションが上がったり、下がったり感情の起伏が激しいんですよ。
できるだけ顔に出さないでおこうと思うんですが、いつの間にか表に出てしまって・・・。
――尊敬している方はおられますか?
シンヤ:母親ですね。
小学2年生の時に父親を亡くしてから母親が女手一つで育ててくれたので、すごく影響を受けていると思います。
うちの母親は相手の立場になって物事を考える人なんです。
だからすごく気が利くんですよ。
僕もそういった人間になろうと努力しています。
あと、今までバスケを指導してくださった先生方にも感謝しています。
――好きな女性のタイプは?
シンヤ:柴咲コウさんです。
外見も好きなんですが、勉強家で一本筋が通ってそうな感じがしますよね。
――好きな音楽はありますか?
シンヤ:R&Bが好きですね。
ただ最近どんな曲が人気なのかをチェックできてないので2008年くらいから止まってます(笑)
インターネット環境が今自宅にないんですよ。
――趣味や特技はありますか?
シンヤ:お酒の場で自分だけ飲酒せずに周りのテンションについていけます(笑)
あまりお酒は得意じゃないんですけどね。
「ファンの方からいただく手紙、本当に励みになります」
読者の方からの質問
「休日はなにをして過ごされていますか?」
シンヤ:午前中はトレーニングをしています。
午後からはゆっくりDVDで映画やドラマを見てリラックスしています。
読者の方からの質問
「差し入れでもらって嬉しいものはありますか?」
シンヤ:なんでも嬉しいですよ。甘いものも好きです。
手紙ももらえると「応援してもらってるんだな」というのを実感できるんで励みになります。
読者の方からの質問
「好きな食べ物は何ですか?」
シンヤ:すき焼きとかみんなでワイワイ食べられるお鍋系が好きですね。
――ストレス解消法はありますか?
シンヤ:あんまりストレスが溜まることはないんですよね。
でも実家に帰って犬と戯れたり、姉の子どもやWARAさんの子どもと遊んでるとすごく癒されますね。
子ども大好きなんですよ。
「めちゃくちゃ犬好きです」
――小さいころはどんなお子さんでしたか?
シンヤ:外で遊ぶのが大好きでしたね。
友達と鬼ごっこしたり、サッカーしたりバスケしたり。
おじいちゃんにもよく遊んでもらって、川に連れていってもらったのを覚えています。
中学校では3年間学級委員長を務めてたんですよ。
バスケ部のキャプテンだったこともあってか、投票で選ばれていました。
――子どもの頃の夢はなんでしたか?
シンヤ:ムツゴロウ王国で暮らすのが夢でしたね。
犬が大好きでしょうがなかったんですよ。
たくさん犬を飼える環境ってムツゴロウ王国くらいじゃないですか。
番組も毎回録画して何十回と観てました。
だから獣医さんなど動物に携わる仕事に興味がありました。
――今も犬は飼っておられるんですか?
シンヤ:実家にはいますよ。
将来家庭を持って子どもができたら飼いたいですね。
僕も子どもの頃にすごく影響を受けたんです。
遊んでいて楽しいのはもちろんですが、犬が悪いことをしたら叱ったり、いなくなってしまうと悲しいですし。
すごく犬の影響で感受性が豊かになったというか。
低学年の時に登校拒否で学校にあまり行ってない時期があったんです。
だから家にいる間は犬と遊んでいました。
――学校に行くようになったきっかけがあったんですか?
シンヤ:友達がバスケに誘ってくれたことですね。
一度練習に行ってみようと思って参加したら、すごく褒められたんです。
そこからバスケにのめりこんでいって、学校にも行くようになりました。
その友達とは今でも本当に仲が良くて大切な友人ですね。
「生まれて初めて入ったシュート。今でも覚えています」
――バスケをもう辞めたいと思ったことはありましたか?
シンヤ:高校の時に国体に出たんですが、一緒にプレーしていた同級生が試合中に心臓発作で倒れて亡くなったんです。
個人的にもすごく仲が良かったので辛かったですね。
初めはバスケを見るだけでも思い出してしまって、さすがに離れたいという気持ちはありましたね。
今でも夏になるとお墓参りに行きます。
――これからいつまでバスケを続けたいですか?
シンヤ:「いつまで」と年齢を決めることは難しいですが、やり切ったと思えるくらいまでまずは頑張りたいです。
まだまだ発展途上だと思ってますから。
ただ、できるだけ長く続けたいです。
――バスケの試合中に気をつけておられることはありますか?
シンヤ:常に笑顔でプレーするようにしたいですね。
苦しんでる顔をあまり見せたくないですから。
――バスケ人生で一番嬉しかった出来事を教えてください。
シンヤ:小学四年生の時に初めて試合に出て、初めてシュートが決まった時ですね。
思いっきり投げたのでキレイなシュートではなかったですが、今でもはっきりと覚えています。
「滋賀のブースターは本当に凄いですよ!」
読者の方からの質問
「バスケ選手になっていなかったら、どんな職業に就いていたと思いますか?」
シンヤ:小さいころは獣医さんなど動物に関連する仕事に憧れていました。
もう少し大きくなってからは、バスケ選手はもちろん、子どもが好きなので保育士にもなりたかったです。
――チームの中に同じポジションで藤原選手や石橋選手といった偉大な先輩がおられますが、なにか意識されていることはありますか?
シンヤ:バスケのプレーだけでなく、バスケに対する姿勢、チームメイトへの発言など色んなことを見て勉強しています。
――小川選手のプレーの特徴を教えてください。
シンヤ:今シーズンは特に3ポイントシュートを意識していました。
短い出場時間の中で一本でも決まると印象が違いますからね。
――滋賀の熱いブースターにはどんな印象をお持ちですか?
シンヤ:とにかく皆さん声を出されますよね。
他のチームのブースターよりも声を出されている方が多いと思います。
大きな声で盛り上げてもらえるので、すごく一体感があって一緒に闘っていると実感できますね。
本当にありがたいですね。
滋賀の人は情に厚いと思います。
――選手ブログにはたくさんメッセージが届いているそうですね。
シンヤ:いつもたくさんのコメントをいただいてありがとうございます。
全てのメッセージ読ませていただいています。
選手の目線からは見れないような視点でゲームを見てもらっていますので、思わぬことに気づかされることがあります。
「もっと頑張れ」なんて厳しいコメントをいただくこともありますが、その全てが今の自分を成長させてくれる糧になっています。
これからも応援宜しくお願いします。
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