vol.13 #40ルーク・ゼラー選手にインタビュー!
名門ノートルダム大学出身の211cmの長身を誇るビッグマン #40 ルーク・ゼラー選手。
高さを活かしたインサイドのプレーだけでなくアウトサイドのプレーも得意とする。
コート内では寡黙な印象だが、実は大の話好き。
#40 ルーク・ゼラー選手に独占インタビュー!
「日本では人と接するのが楽しいですね。」
――来日するまで日本にどんなイメージをお持ちでしたか?
ルーク・ゼラー選手(以下ルーク):日本に来るまでにジョージ・リーチ選手やジェフ・ニュートン選手(共に琉球ゴールデンキングス所属)に日本がどんな所か色々と聞いていたんです。
以前から彼らとは親交がありましたから。
とにかく親切な人が多くて、bjリーグ自体もいいリーグだと聞いていました。
印象に残っているのは神戸牛はじめお肉が美味しいってことでしたけどね(笑)
――実際に来てみてどうでしたか?
ルーク:半信半疑な部分もありましたが、想像以上にいい所だと思います。
ご飯も美味しいし、なにより本当に人が温かい。
言葉は通じないですが、アメリカで生活している時よりも人と接するのが楽しいですね。
家族たちと一緒にいないという寂しさが無いことはないですが、それ以上に日本での生活に馴染めています。
――滋賀でお気に入りの場所はありますか?
ルーク:イオンモールやパルコにはよく行ってますね。
ご飯のおかわりが自由なお店もあるし最高です。
「信念。家族。バスケットボール。」
――もう日本語は覚えましたか?
ルーク:こんにちは。ありがとう。とてもいい。元気ですか?。おはようございます。1、2、3、4、5、6・・・7、8、9、10。
結構覚えているでしょ。
練習で使う日本語はよく覚えていますよ。
――趣味はなんですか?
ルーク:映画を見たり、テレビドラマを見たり、テレビゲームをしています。
クリスマスに弟からゲームをもらったので今はよくそれをしていますね。
――バスケ以外に好きなスポーツはありますか?
ルーク:野球やフットボールが好きですね。
通っていた大学(ノートルダム大学)も強いチームでしたし、地元のプロスポーツチームも応援していました。
――子どもの頃の夢はなんでしたか?
ルーク:ひとつはバスケの選手です。
もうひとつは農業をやりたいと思っていました。
というのも、父母方どちらの祖父とも農業をやっていて小さい頃からよく見ていたので憧れがあるんです。
――子どもの頃はどんなお子さんでしたか?
ルーク:今こういう事を言ってもあまり信じてもらえないんですが、すごく真面目で勉強ばかりしているような子供でした。
小学校に入学した時に転校をして、すぐに周りのみんなに馴染むことができなかったんです。
勉強以外にあまりすることがなかったというのが正直なところですね。
おかげで成績はいつもトップクラスでしたが。
でも徐々に友達も出来始めて、今ではこんなに話すのが好きになりました(笑)
――好きな言葉はありますか?
ルーク:信念。家族。バスケットボール。
この3つは特に大事にしています。
――尊敬している人はおられますか?
ルーク:父ですね。
毎日きっちりと仕事をして、週末は朝早くから庭の手入れをしたり家のこともちゃんとやってくれていました。
小さいときはそれが当たり前のことだと思っていましたが、段々と手伝うようになりましたけどね。
とにかく働き者な父親です。
自分のことも親身になって考えてくれるし、なにより信頼してくれている。
自分もそんな人間になりたいです。
――好きな女性のタイプは?
ルーク:きれいな人ですかね(笑)
アメリカにいる恋人がまさにそうです。
今度は2月頃日本に来てくれるので楽しみです。
「手巻き寿司が気に入りました」
読者の方からの質問
「好きな日本の食べ物はなんですか?」
ルーク:トンカツとかチキンカツとかですかね。
でも、日本はパスタやピザなど色んなものが美味しいですよね。
日本食でいうと「手巻き寿司」が気に入りました。
藤原選手の家にお邪魔したときにふるまってくれたんですよ。
そうそう、僕の彼女はコンビニのお弁当がすごく美味しいって感動してましたよ。
――料理は普段されるんですか?
ルーク:簡単なものならしますよ。
パスタとかパンケーキとかパニーニとか。
ご飯も最近はよく食べます。
最近はご飯にシナモンをかけて食べるのにハマっています。
読者の方からの質問
「ルーク選手はすごく背が大きいですがなにか特別にされたことがありますか?」
ルーク:特になにもしていないんですよ(笑)
遺伝なんですかね。
「5歳からはじめたバスケをずっと続けたい」
――バスケを始められたのはいつですか?
ルーク:5歳からです。
生まれ育ったインディアナ州では、みんなバスケをやるので自然なことでしたね。
各家庭の駐車場には必ずバスケのリングがあるんですよ。
――バスケをもう辞めたいと思ったことはありましたか?
ルーク:一度もないですね。
5歳からずっと続けてきたわけですが、バスケのない生活なんて考えられません。
これからも例えば現役を引退してからもバスケに関わった仕事をしていきたいですね。
読者の方からの質問
「プロ1年目に滋賀レイクスターズを選んだ理由を教えてください」
ルーク:まずはロバート・ピアスHCに熱心に誘われたことです。
既にbjリーグで活躍している選手にも色々と相談して決断しました。
この決断は間違ってなかったと言えますね。
「一生懸命にプレーするところを見てください」
――日本では正月に新年の抱負を考える風習があるのですが、今年はどんな一年にしたいですか?
ルーク:今確かに毎日練習をしてどんどん成長できているのを感じるんですが、チームに確実に貢献できるようになるには今の成長のスピードでは物足りないと感じています。
どうすればさらに成長できるかを考えて努力していきたいです。
インサイド、アウトサイドでのオフェンス、リバウンド、ディフェンスなどが自分に必要な項目ですがどれかひとつでなく、どの項目も成長しないといけないですね。
――ルークのどんなプレーに注目したらいいですか?
ルーク:とにかく一生懸命にプレーするところですね。
泥臭くボールに食らいついていくプレーを見てください。
――では、最後にブースターの皆さんにメッセージをお願いします。
ルーク:2009年間違いなくbjリーグで一番のブースターでした。
2010年も引き続き応援してください!
このサイトに掲載されている全ての画像、文章のデータについて、無断転用・無断転載をお断りいたします。